手ぶらでも出かけられる、小さな財布が欲しい。
でも、カードサイズのミニ財布は自分には小さすぎる気がする…。
キャッシュレス化が進む中で、財布を小さくしたいという願い。
一方で、お札を三つ折りにしたり、小銭が取り出しにくかったりする「不便なミニマリズム」への不安。
そんな僕の葛藤を解決してくれた「ちょうどいい財布」の答えが、SLOW(スロウ)の「HERBIE mini round wallet」でした。
手のひらに収まるコンパクトさでありながら、財布としての機能を一切損なわない絶妙なサイズ感。
そして、何より僕を惹きつけたのは、その圧倒的な「雰囲気」でした。
今回は30代ミニマリストの僕が、6年間片時も離さず愛用し、もはや「身体の一部」のようになったこの財布を徹底レビューします。
使い勝手に妥協したくない、けれど身軽になりたい。そんなあなたの「相棒選び」の参考になれば幸いです。
- 小さい財布に変えたい
- 使い勝手の良い財布が欲しい
- 質の良い革財布に憧れる
- 革の経年変化を楽しみたい
SLOW HERBIE mini round wallet(SO737I)の基本情報
というわけで、こちらが僕が愛用している、SLOW(スロウ)というブランドの「ハービーミニラウンドウォレット」という小さなお財布です。
購入から6年が経過し、黒レザーのエイジングもだいぶ進みました。

SLOWのハービーシリーズはさまざまな型がありますが、僕はブラックレザーとゴールド金具の組み合わせが好きなのでラウンドファスナータイプにしました。
1940年代のヴィンテージを復刻したこだわりの「WALDESジッパー」。 これがまた優秀で、6年経っても引っかかりがなく、ストレスゼロで開閉できます。

| 商品名 | SLOW HERBIE mini round wallet(SO737I) |
|---|---|
| サイズ(約) | W10 × H8.5 × D1.5cm |
| 収納 | カード2 / 札1 / 小銭ポケット1 / フリーポケット2 |
| 素材 | 牛革(フルベジタブルタンニンレザー)/三陽社製 |
| 生産国 | 日本 |
| カラー | BLACK / CAMEL / RED BROWN |
参考:和製ブライドル『SLOWのコンパクト財布』ハービーシリーズ(※8:15秒〜が本モデルの紹介です)
【ブランド紹介】SLOW(スロウ)|時代に流されない、日本の職人ブランド
SLOWについては、とくにレザー小物が好きな人なら、もはや説明不要の存在かもしれません。
ブランド名の「SLOW」には、激しく移り変わる時代に流されず、ゆっくりと創作を追求していきたいという、職人たちのモノ創りへのスタンスが込められています。
「自分たちが持ちたくなるモノを作る」という精神を原点に、使うほど味わい深くなるモノ・ゆっくり永く愛用できるモノを日本の職人が誇る技術を駆使し創作しています。
SLOW公式サイトより引用
SLOWは単なるファッションブランドではなく、「日本の職人が誇る技術を、自分たちの美学で形にする」という、実直なファクトリーブランドです。
トレンドを追いかけるのではなく、5年、10年と一緒に歳を重ねていける「本物」を求める。そんな僕たちミニマリストの価値観に、これほど寄り添ってくれるブランドは他にありません。
SLOW の財布の評判とリアルな口コミは?
SLOWの財布は「革質・エイジング・作りの良さ」でかなり評判が高く、リアルな口コミでも満足度が高いブランドです。
とくに革の質感と経年変化への評価が高く「3年以上使っても縫製がほとんど傷まず、革の風合いが良くなっていく」という声が多く見られます。
また、価格は決して安くはないものの、「このクオリティならむしろお得」「コスパは良い」という口コミも目立ちます。
SLOWが選んだ「ハービーレザー」の魅力
この財布に使われている「HERBIE(ハービー)レザー」にも、語りたくなる歴史があります。
このレザーを作っているのは、兵庫県姫路市にある1911年創業の山陽社。
かつて軍需用の革靴やベルトを生産していた、日本屈指の歴史を持つタンナーで、革の品質には確かなものがあります。
このハービーレザーも、北米産のミモザから抽出されたタンニンを使い、じっくりと時間をかけて鞣されたレザーで、美しさと耐久性を兼ね備えていることから、「和製ブライドルレザー」とも呼ばれています。
【6年の経年変化】実際に使用して感じた SLOWの財布の魅力
SLOW ハービーミニラウンドウォレット はブラック、キャメル、レッドブラウンの3色展開です。これだけ上質なレザーですから、王道のキャメルやレッドブラウンを選んで、ダイナミックな色の変化を楽しむのも醍醐味。
でも、持ち物をなるべく「ブラック」で統一したい僕が購入したのは、使い込むほどに黒く、深く、鈍い光を放つブラックレザーです。

「ブラックだとエイジングが楽しめないのでは?」
そんな心配は無用です。6年経った今、この財布は新品にはない「重厚なツヤ感」を纏っています。

使用前が落ち着いたマットな質感だったのに対して、使用後は黒色の深みが確実に増し、光に当てると革の表情がよくわかります。
適当に机の上においても、目を引くような存在感がありますね。

【驚異の堅牢性】型崩れしないのは「日本の職人技」の証

6年も使えば、どこかが破れたり、型崩れしてクタクタになったりするものです。
しかし、この ハービーミニラウンドウォレット はほとんど型崩れしていません。
厚みのある革を使用しており、素材そのものがタフなので、ここまで綺麗に保てているのかなと。
革財布の手入れはどうしている?
基本は毎日手で触れること(手の油分)が一番のメンテナンスですが、半年に一度くらいの頻度で モゥブレイの革用保湿クリーム を薄く塗っています。
職人さんには怒られるかもしれませんが(笑)そこまで細かいメンテナンスができていません。
それでも、深みのある黒色が楽しめるのは上質なハービーレザーの魅力とも言えます。
また、破れやほつれといった破損箇所も一切ありません。
日本の職人が一針一針、心を込めて仕立てた「丁寧な造り」が、6年という歳月を経ても証明され続けているようです。
ハービーミニラウンドウォレット(SO737I)のメリット
ハービーミニラウンドウォレット のメリットは、レザーの品質もそうですが、個人的に一番感動しているのはその絶妙な「サイズ感」。なんとも「ちょうどいい」塩梅なんです。

ジーンズのポケットなんかにもすんなり入る、日常的に使いやすいサイズです。
メリット①お札を折らずに入れられる
僕が ハービーミニラウンドウォレット のサイズ感について、他のミニ財布よりも上回っているなとかんじるのは、お札がそのまま収納できる ところです。
ほら、よくある「小さな財布」って、お札を三つ折りにしないと収納できない、みたいな面倒なパターン多いじゃないですか。
けど、ハービーミニラウンドウォレット なら大丈夫です。WALDES製の滑らかなジッパーをするする…っと開けると、

なんとこのように、お札やレシートを折らずにそのまま収納することができるんです。
それもこの小ささで、です。

メリット②広めのコインケースと工夫されたカード収納
完全に開くとこんなかんじ。右側がコインケース、左側がカードスリットになっています。

コインケースはガバッと開くので、中身をかんたんに見渡せます。これは一目でコインが見渡せるのでめちゃくちゃ便利ですね。

カードもシュパッと出すことができるので、支払いもスマートです。
この財布に変えてから、レジ前でもたもたすることもありません。

ちなみにカードのスリットは全部で4ヵ所。なので僕は、
- 運転免許証
- クレジットカードカード×2
- マイナンバーカード
- キャッシュカード
を入れています。革が少しだけ伸びてきたので、一番よくつかうスリットはカードを2枚重ねて入れています。
【サイズ感比較】他ブランドの長財布、二つ折り財布との比較
ちなみに一般的な長財布と ハービーミニラウンドウォレット を比べてみると、こんなかんじ。
ほとんど半分くらいのサイズですね。

妻が使っているイルビゾンテの二つ折り財布とも比べてみました。
これだと横幅はほとんど変わりませんが、縦が 2㎝ ほど小さくなっています。

2センチというとわずかな差のようにも思えますが、結構大切なポイントです。
それが「ジーンズのポケットにすんなり入るかどうか?」という絶妙な分かれ道なんです。
ハービーミニラウンドウォレット は「すんなり入る」ので、ちょっとコンビニに行くときなど、わざわざカバンを持ち出したくないときは重宝します。
昨今の「小さすぎないミニマル財布」として、最高の完成度だと思います。
ハービーミニラウンドウォレット(SO737I)のデメリット
良い点ばかりではなく、検討している方が後悔しないように、あえて気になる点も正直にお伝えします。
デメリット①薄型財布と比べると「やや厚い」
まず、「厚み」について。約1.5cmという厚さは、昨今の超薄型ミニ財布と比較すると、それなりの存在感があります。
ただ、これは堅牢なハービーレザーを使い、中身をしっかり守るラウンドファスナー、小銭の視認性が高いボックス構造を採用している以上、ある程度しょうがない部分。
とくにボックス構造の小銭入れについては、1円玉もスッと取り出せる使いやすさがあるので、「道具としての安心感」に繋がっているとも言えます。
デメリット②カード収納量が少ない
ハービーミニラウンドウォレット のカード収納量は4枚。わりと必要最低限(免許証、マイナンバーカード、メインのクレカ、キャッシュカード)でちょうど埋まる計算です。
もし、これ以上のカードを常に持ち歩きたいという方には、正直このサイズは向きません。
その場合は、ワンサイズ上の「SLOW ハービーラウンドショートウォレット」などを選ぶのと良いですね。(倍の8枚収納できます)
▶ SLOW HERBIE round short wallet の詳細を見る(公式サイト)
デメリット③完全キャッシュレス派にはオーバースペック
ハービーミニラウンドウォレット は、しっかりとしたボックス構造の小銭入れやカード収納、1万円札も折らずに収納できる札入れが備わっている分、カードとスマホしか使わない「完全キャッシュレス派」にはオーバースペックかもしれません。
免許証、マイナンバーカードが持ち歩ければ十分、という方には、同じハービーレザーを使用した「SLOW ハービー カードケース」がおすすめです。
▶ SLOW HERBIE card case の詳細を見る(公式サイト)
ハービーミニラウンドウォレットが向いている人・向いていない人は?
僕が思うに、この財布は、キャッシュレス化が進む現代社会において「極端すぎないミニマリズム」を求める人に最適です。6年使った僕なりの視点で、向いている人・向いていない人を整理しました。
- 現金もまだ使う
- ジーンズのポケットに入れたい
- 革を育てたい
- 長く使う前提で買いたい
- カード10枚以上持ち歩く
- 極薄至上主義
- 完全キャッシュレス派
結局のところ、この財布は「身軽になりたいけれど、財布としての機能を犠牲にしたくない」という、そこそこワガママな願いを叶えるための道具です。
世の中にはもっと薄くて軽い財布はいくらでもあります。
しかし、1万円札を折らずにスッと入れられる快感や、ボックス型の小銭入れがもたらす安心感、そして6年経っても型崩れしない圧倒的な堅牢性は、このサイズ感と「厚み」があるからこそ実現できるもの。
「カードを厳選する」という少しの潔ささえあれば、この財布はあなたの日常に「ちょうどいい自由」をもたらしてくれる、最高の相棒になると思います。
まとめ

本格的なレザー製品の魅力は、しっかりとした作り、無骨なデザイン、そして長年使うことによって生まれる豊かな風合いにあると思います。
その人の使い方に合わせて馴染み、唯一無二の「個性」が出てくるのが本当に面白い。
僕もこの財布を手に取るたび「少し高かったけど、買って良かったな」と思い直してしまいます。
「モノを大切にする」とは、単に綺麗に使うことではなく、そこにある「個性」も含めて大切にすること。
それを教えてくれたのが、このSLOWの革財布でした。
もしあなたが「長く、深く、愛せる財布」を探しているなら。
SLOWのハービーシリーズは、間違いなく最良の選択肢の一つになるはずです。
【追記】SLOW ハービーミニラウンドウォレットはまだ購入できる?
ハービーミニラウンドウォレット の現在の流通状況についてお伝えしておきます。
残念ながら、この記事で紹介している「 ハービーミニラウンドウォレット (型番:SO737I)」は、現在SLOW公式オンラインストアのラインナップからは外れてしまっているようです。
もしかすると、すでに生産終了(廃盤)に向かっている可能性があります。
ただし、楽天やAmazonなどの大手ECサイト、および一部のセレクトショップのオンライン在庫であれば、まだ新品で購入できるショップがいくつか確認できました。
カラーによっては「残りわずか」となっている店舗も見受けられます。もしブラックをはじめ、特定のカラーに惹かれているのであれば、早めに在庫状況をチェックしておくのが安心かもしれません。
この「ちょうどいいサイズ感」のモデルが新品で手に入るうちに、ぜひ検討してみてください。
仮に在庫がなくなった場合は「HERBIE round short wallet」もしくは「HERBIE Lzip Mini Wallet」が最も近い選択肢になります。
▶ 「ハービー ラウンドショートウォレット(型番:SO660G)」の在庫状況を確認する(公式サイト)
▶ 「ハービー Lジップ ミニウォレット(型番:SO882P)」の在庫状況を確認する

