こんにちは、Shin( shin_plelife)です。
僕がなるべく「持たない暮らし」を実現させるため、普段から意識しているのは「良いモノを長く使う」ということです。
次々に新しいものへと買い換えるのではなく、丁寧に作られたモノを、丁寧に扱う。それは結果的には節約にもなるし、もちろん地球環境にも優しい。それに、それだけ「良いモノ」を使ったり触れたりする日々は、やっぱり気分もいいですから。
とりわけ、今回ご紹介するジーンズもそういう「愛着をもって長く使いたい」モノのひとつです。
JAPAN BLUE JEANS モンスターセルビッチ
それがこちら。3年前に JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)の京都店で購入した「モンスターセルビッチ」です。
このジャパンブルージーンズの「モンスター」シリーズは、16.5 オンスと かなり厚みのあるデニム生地 を使っていて、色落ちやダメージなどの経年変化も楽しめる本格派。
購入した当初はゴワゴワとした硬い生地でしたが、最近はすっかり馴染んで履きやすくなりました。
ジーンズを育てる楽しみを教えてくれた、思い入れのある自慢の1本です!
JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)とは?
JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)は、2011年にジーンズの聖地・岡山県倉敷市でスタートしたブランドです。
もともとは生地メーカーだったのですが、フランスで行われた展示会にサンプルとして納品したジーンズが業界人の注目を集め、商品化を求める声に応じてスタートしたそう。
原材料(コットン)の選定から、藍色への染色、生地の縫製、そして出荷・販売と、すべての肯定を一貫して自社でまかなっている ので、ここのデニムに込められたこだわりは「圧倒的」なんですよね。
JAPAN BLUE JEANSが大切にしているのは “ジーンズ作り=生地作り” という信念。
世界でも定評のあるシルエット、日本の職人のクラフトマンシップを軸に、資源を大切に、環境にやさしいモノづくりをしていきたい。
公式HPより引用
例えば、ジーンズのサイドポケットの裏地に「 Material is a key factor to jeans. ( 材料はジーンズにとって重要な要素である)」と書かれていたりします。
こういう信念の強いメーカーが作る商品って、心をくすぐられるというか…個人的にすごく惹かれるところがあって、応援しています!
JAPAN BLUE JEANS の特徴
そんなジャパンブルージーンズのデニム生地は「あえて大量生産ができない旧式のシャトル織機」で作られています。
シャトル織機は昔ながらの手法で速度が遅く生産性には優れません。しかし太い糸をしっかりと織り込む事が可能で、織り目に適度なムラを作る事ができます。
これにより独特の風合いが生まれ、表面が手織りに近い表情になるのが特徴です。
この生地こそ『セルヴィッチ』と呼ばれるデニム生地で、株式会社ジャパンブルーではこれを「本物のデニム」と定義し、創業当初から取り扱っています。
ジャパンブルーのものづくりより引用
あえて大量生産に踏み切らず、日本の職人による丁寧なモノづくり によって完成するのが、ジャパンブルーのジーンズというわけですね。
ちなみにこのセルビッチの特徴として、裾をロールアップした時に出てくる「赤耳」と呼ばれるパーツがあります。
これは旧式のシャトルで織られた証拠でもありますが、デザイン的にも着こなしのアクセントになってすっごく可愛いですよね。
JAPAN BLUE JEANS のサイズ感
ジャパンブルージーンズのサイズ感ですが、ユニクロのデニムと比べると とても興味深いポイント があります。
それは「お尻の部分がキュッと絞られている」ところ。
これって実はかなり重要なポイントで、例えばリーバイスなどの海外ジーンズだと、ヒップにかなりゆとりがあるものが多いんですよね。なぜかというと、単純に「お尻が大きい人が多い」から。
そのため「外国人モデルが履くとカッコいいのに、日本人が履くとなんかダサい」という問題が出てくるんですね。
その点、日本の職人が丁寧に作り上げたジャパンブルージーンズは、お尻が大きい人でなくてもジーンズがカッコよく履きこなせます。日本人に合わせたモノづくりができるのは、国産ブランドの強みですよね。
3年間、愛用しました。
というわけで、ここからは実際に3年くらい穿き続けた、僕の ジャパンブルージーンズの経年変化 についてレポートしていきたいと思います!
ちなみに着用頻度としては、だいたい週に1~2回程度。愛用している、とはいいながらも、やはり学生でもないので 土日にしか履けていない のが現状です。
- 着用年数:3年
- 着用頻度:週に1~2回
- 洗濯頻度:月に1回
なのでご覧の通り、そこまで激しい色落ちはしていません。うっすらと左右に穿きジワが出てきた程度ですね。
後ろはこんなかんじです。後ろのポケットにはたまにスマホを入れているので、他の部分よりも少し色落ちが進んでいるかな?といったかんじ。
膝の裏にも、少しづつですがシワが出てきました。いわゆる「ハチノス」と呼ばれるところですね。
こんなかんじでジーンズ全体としては、比較的穏やかに経年変化が進んでいますが、レザーパッチはかなり深みのあるブラウンに変化していました。
このレザーパッチは、もともとジーンズの品質を保証するためにつけられるパーツで、ユニクロなどのファストファッションブランドだと省略されがちなのですが…
使うたびに深いアメ色に変化していくレザーパッチは、ジーンズの経年変化が本物であることを証明するアイコンでもあります。ジーンズ本体のクオリティに自信があるからこそ、付いているパーツとも言えるでしょう。
まとめ
というわけで、僕が3年間履いてきたジャパンブルージーンズの経年変化をレビューしてみました。
いかがだったでしょうか?
ジーンズマニアの人の中には、夏でも毎日履いてたり、ほとんど洗濯しなかったりする人も多い(その方が早く色落ちするから)ですが…
どちらかというと僕は「長く大切に使いたい」タイプなので、わざと生地を傷めたり、色落ちを加速させるような扱い方はしていません。
夏場は汗をかくので穿いていませんし、汚れたらちゃんと洗濯します(ちなみに洗剤はベビー用洗剤の さらさ を使っています。生地が傷みにくいのでおススメ!)
せっかく職人さんが丁寧に作ってくれたジーンズですから、こちらも丁寧に付き合っていきたいんですよね。これからも丁寧に付き合っていくつもりです。
また色落ち具合が進んだら、その度にこうしてレポートしていきますね。それでは。
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いいジーンズを買ったら、いい靴を履きたくなりますよね。
僕はクラシックなグレースニーカーを合わせるスタイルが好きです。良ければこちらの記事もどうぞ。
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